自社の施設管理を通じて、
社会と環境に貢献したい

K.Tさん

入社年2017年(中途採用)
勤務地福井本社
所属生産技術部 施設管理グループ
※掲載内容は取材当時(2023年12月)のものです。

私の仕事

前職の経験を活かして、
自社の建物や設備を保全管理する
私は2017年に中途採用で前田工繊に入社しました。それまでは関東地方の会社で11年間働いていたのですが、地元福井に戻りたいと思うようになったのを機に、転職を考え始めました。前職と同じく社会インフラに関わる企業で仕事をしたいと思い、前田工繊への入社を決めました。

学生時代は建築を学び、前職では鉄道会社で駅舎などの改修や保全に関わる仕事に携わっていました。その経験を活かし、当社では現在、自社の建物や生産設備が稼働する上で必要な電気、水、燃料などを供給するユーティリティ設備の保全管理を主に担当しています。これらの建物や設備の改善や補修が必要になった際に、私たちの部署が担当して改修などのために動きます。規模によっては自分たちで作業を行いますが、より大がかりな改修や新設工事が必要であれば、計画を立て、工事を発注し、計画通りに進むように進捗を管理する、といった具合です。また、工場や生産設備に関する法律関係の申請手続きや遵守状況の確認も行っています。

取り組んでいる課題と役割

計画通りに製品を生産し、
世に送り出すのを支える仕事
工場やユーティリティ設備に不具合などが発生すると、工場の稼働が止まってしまうため、突発的なトラブルに対しては迅速な対応が求められます。また、新たな生産ラインを立ち上げるために建物を改修する場合などは、工事を滞りなく進行させることが肝要です。工事が予定通りに完了しないと製造設備の受け入れが出来ず、生産計画に遅れを生じさせかねないからです。私たちの仕事は、前田工繊が計画通りに製品を作り、世に送り出すのを支えることだと言えます。日々、その責任を感じながら業務に取り組んでいます。

最近では、本社工場内において新規の工場棟を建設する業務に携わりました。工場棟の新設にあたっては、決めるべきことが多くあり、実際に工事を進める際には変更事項も少なからず発生しました。そうした中、関係者と調整を重ねながら進捗管理を行った結果、予定の工期内で建物が完成した時には、大きな達成感を得ることができました。またこの時、各種手続きも担当したことによって、これまで知らなかった法律についても学ぶことができ、自分自身成長できたと感じました。

今後の目標・挑戦

幅広い分野に
チャレンジできる環境
入社して6年が経ちましたが、前田工繊では前職での経験を活かしつつも、新たな分野にチャレンジできる機会が多いと感じています。前職では担当業務が細分化された環境で仕事をしていましたが、現在の業務では様々なことへの対応が求められるため、日々の業務を通じて、幅広い知識や技術が身についてきたと感じています。
これまで経験のないことに対しては自分自身で調べ、ゼロから知識を積み上げなくてはならないため苦労もありますが、その分、やり遂げた後の達成感は何事にも代えがたい喜びがあります。

近年では、脱炭素や省エネへ向けた取り組みも社内で進めています。私自身もそれらの対応に対する意識が高まり、2年前には、太陽光発電システムの導入を担当しました。今後そうした意識をさらに高め、社会へも環境へも貢献できる仕事を積み重ねていきたいです。

学生さんたちには、就活はいろんな会社を見て回るチャンスだと考えて、範囲を狭めずに数多くの会社を覗いてみることをお勧めします。するときっと、ここで働きたいと思う会社が見つかるのではないかと思います。
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