若手社員座談会

前田工繊は、若手からベテランまで幅広い年代の社員が集まる会社。
入社して日の浅い世代は、この会社でどう働き、何かを感じているのか。
会社の雰囲気は?やりがいは?難しいところは?
入社1年目~4年目の若手社員に存分に語ってもらいました!

プロフィール

Y.Kさん

福井本社 補強土排水推進部
入社4年目

走るのが好き。座談会当時は福井マラソンに向けての走り込みに注力中。

Y.Mさん

福井本社 購買部
入社1年目

大学時代の友だちと会って近況を語り合うのが今の楽しみ。

H.Mさん

大阪支店 営業一課
入社2年目

サウナー。同趣味の後輩に、おすすめサウナに連れていってもらう日々。

K.Rさん

名古屋支店 営業一課
入社4年目

食べることが大好き。美味しいもののためには、お金も時間も惜しまない。

H.Rさん

福井本社 開発技術部
入社3年目

野球が好き。以前は選手で、いまは観戦が楽しみ。2023年は、甲子園や名古屋ドームなどで計7回観戦。

※掲載内容は取材当時(2023年12月)のものです。

サポートし合える社内の雰囲気

現在の業務内容を教えてください。

Y.K

私は、補強土排水推進部で、技術系の仕事をしています。当社の主力製品である補強土関連の製品について、技術面から営業マンをサポートしたり、新製品開発に向けての実験やデータ解析などをしています。また、変状調査といって、各地で使われている製品が、地震や大雨の影響で状態が変わっているかもしれない場合に、現地で調査や点検をして、必要に応じて対応を考えるということもしています。

Y.M

私が所属する購買部は、製品の部材や原材料を購入する部署です。そのための価格交渉などが主な業務になりますが、私はまだ入って半年なので、先輩の商談についていったり、資料を読み込んだりして勉強する日々です。

H.M

私は、営業として滋賀県を担当しています。役所や建設コンサルタント様、商社様など各種業者様に、製品や設計のご説明をしたり、納期を管理したり、といったことが主な仕事になります。

K.R

自分も同じく営業で、三重県を担当しています。お客様への製品説明などに加えて、商社に対して製品のPRを行ったり、業者に対して施工の指導を行ったりもしています。

H.R

僕は開発部の繊維資材グループで、繊維系の新製品を開発しています。最近は織物関連の開発をやっていますが、先週、織機を壊してしまって、今日は若干テンションが低いです。よかったら励ましてください(笑)。

全員

(笑)

皆さんほぼ初対面とのことながら、すでに打ち解けているような印象がありますね(笑)。普段から社内にそういう雰囲気があるのですか。

H.M

大阪支店の場合、くだけた会話と仕事の会話の切り替えがみなすごいです。さっきまで冗談を言っていた人がいきなりキリッとした顔になったり、注意されたあとに、同じ先輩からとても気さくに話しかけられたり。たまについていくのが大変ですが(笑)、雰囲気はいいですね。

Y.M

部署の同じグループの先輩方とは年は離れていますが、皆さんたくさん話しかけてくださるので、楽しい雰囲気です。休憩時間には、どこのラーメン屋が美味しいかを話したりもするし、この前はみかんを皆で一緒に食べました。

K.R

僕も、自分のグループでは、30代以上の方たちの中で唯一の20代ですが、みなさん最近の話題を振ってくれたりして、いい環境を作ってくださります。また最初のころは、営業として身に付けないといけない知識が膨大で、やっていけるかちょっと心配だったのですが、質問しやすい雰囲気があって助けられました。あと、Y.Kさんがそうですが、営業に対して技術面で相談に乗ってくれる「推進部」という部署があるんです。補強土や水環境といった分野ごとに詳しい人がいて、必要な時はお客様のところに同行もしてくれます。そのように部署間でもサポートし合える仕組みがあるのもすごくありがたいし、部署を越えて話しやすい雰囲気が生まれる一因になっているようにも感じます。

「好きなことをやらせてくれそう」と思ったのが入社のきっかけ

前田工繊に入社を決めたきっかけや動機を教えてください。

H.R

他に行きたかった会社があって、実は前田工繊は、最終面接まで残ったのでとりあえず最後まで受けてみようというくらいの気持ちでした。でも、面接で社員のみなさんがとても気さくで、ここなら好きなことをやらせてくれそうという気がしました。それで急に前田工繊に行きたくなって、入社を決めました。

Y.M

私は、福井にあって潰れなさそうな会社はどこだろう(笑)と考える中で、前田工繊を知りました。それにインフラって、なんかカッコいいなとも思って。

Y.K

僕は大学の専攻が土木だったので、もともと土木関係の会社に入りたいと思っていました。となると、実際に建物を建てるゼネコンか、設計を請け負う建設コンサルタントか、前田工繊のような資材メーカーか、と考えたところ、自分には研究開発ができるメーカーが向いてそうだと思って、前田工繊に決めました。地元福井にあるのも惹かれた理由の一つですが、入社して1年ほどでなぜか他社に出向になって東京に行くことになりました。その間はちょっとしんどかったですが(笑)、2年で帰ってこられたのでよかったです。

H.M

僕はすごく単純で、インフラって、人の生活を裏で支えていてかっこいいなって思ったんですね。それでインフラの営業をしてみたいなと。入社の決め手は、僕も、面接のときの人事の方の雰囲気のよさに惹かれたことでした。

K.R

僕は、新しいことにチャレンジして成長している会社がいいというのがありました。前田工繊は、M&Aを繰り返して事業領域を広げながら、右肩上がりで成長しているのでそのイメージ通りでした。ただ、入ってみたら目の前の仕事をこなすので手いっぱいで、いまも会社の勢いに自分がついていけてないのですが(笑)。

お客様に頼られるという喜び

では、それぞれの業務内容について、やりがいや面白さを含めて、さらに詳しく教えてください。

H.R

私はいま織機を使って、特殊な織物シートの開発に取り組んでいます。いくつかのパターンを考えて、試作をしていますが、うまくいかないことの連続です。昨日と同じ条件でやってるはずなのに、今日はなぜかうまく織れなかったり、目標の物性値が出なかったりで、日々頭を悩ませています。でもそれは、誰も作ったことのないものを作ろうとしているからだとも思うので、大変さは同時にやりがいにもなっています。そしてある日突然、ピースがはまったようにうまくいくことがあって、そういう時にはやはりすごく嬉しいです。その喜びが、開発の醍醐味だなって感じますね。

K.R

ある方法を試して、失敗して、また別の方法でチャレンジする、というのを、大体どのくらいのサイクルで繰り返しているんですか。

H.R

小さい失敗であれば、10分くらいでうまくいかないってわかってまた別の方法を、ということもありますし、機械がうまく動かない場合などには、同じ課の先輩と相談しながら数日かけて原因を見つけてやり直す、という場合もありますね。営業の仕事は、どういったところにやりがいを感じますか。

K.R

営業は多くの場合、電話をもらうことから始まるので、僕は、お客様からどれだけ問い合わせをもらえるかを大事にしています。そのために、日々地道に人脈作りをしていくことや、問い合わせがあった時にレスポンスを素早くすることを心掛けています。現場まで行って直接説明することもあり、対応の仕方はケースバイケースですが、誠実に対応することで、リピーターになって頂けます。それがやりがいにつながっています。また、いま具体的に力を入れていることとしては、“スペック活動”があります。スペックとは、たとえば公共工事を受注した建設コンサルタントが、設計図面を書いて発注者に提出するのですが、その図面の中に自社の製品を描き込んでもらうように働きかけることです。図面の中で製品を使ってもらえると、実際に採用される可能性も高くなるので、スペック活動がうまくいくように、建設コンサルタント側に製品をPRするのです。

Y.M

営業される中で、前田工繊の製品は、他社製品に比べてどこに強みがあると感じますか。

K.R

そうですね、たとえば、主力製品のアデムウォールという補強土壁工法について言えば、ライバルメーカーが他にもあります。アデムウォールは二重壁、つまり、壁が2つというのが他社にはない特長です。その結果、施工や補修のしやすさにおいて利点があります。そのように技術面で強みがある製品は多いと思いますが、加えて、推進部の力も借りたりすることで、技術面で説得力のある説明ができることも前田工繊の強みだと感じています。一方、製品を選んでもらえるかどうかにはお客様との関係性も重要ですので、自分たち営業が信頼されるようになることが、とても大事だと感じています。

自分の働きによって、道路が完成し、交渉が成立するという喜び

H.M

僕が営業としてやりがいを感じる瞬間は、顔を覚えてもらったときや、何度も通ったお客様から仕事がもらえたときですね。あとやはり私たちの仕事は、道路など形に残るものを作ることなので、製品が採用されて、施工指導に行ったりもした結果、道路などが出来上がったのを見るのはすごく嬉しいです。

Y.M

私の場合はまだ、自分で価格交渉を成功させて嬉しかった、といった経験はありません。しかし、先輩の様子を横で見ていると、価格交渉をして原料を買うという業務は、コストダウンという形で会社への寄与が明確にわかるので、それが達成感につながるのだろうと感じます。いま私が一緒に入らせてもらっている案件では、新規材料を購入するための交渉をしているのですが、開発の方とともに材料の性質を調べたりした上で、グラム単位の価格を先方と交渉しています。そうした際に先輩たちが、調べてきたデータを根拠として提示しながら、コストダウンを目指して価格交渉をしているのを見ると、すごいなあと思います。自分もいつかこうなりたいって思えるので、そういう場に同席していると、頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

Y.K

私の場合、最近では、さっき少しお話した変状調査の仕事がありました。補強土壁が少し倒れてきているということで私たちの部署が現地で調査をしました。その結果、こちらの製品の問題ではないことを明らかにできました。自分の調査によって製品の信頼を守ることができたので、それは嬉しく、やりがいを感じる瞬間でした。

H.M

営業の立場として、推進部の方のそういう仕事は本当にありがたいですね。ところで変状は、何が原因で起きることが一番多いんですか。

Y.K

やはり水が多いですね。水が入ってくると締め固めていた土が緩んだりして、補強材に過度の力がかかって変状に至ってしまう場合があるんです。最近では、豪雨などが多いので、できるだけ水を入れない工夫が大事になってきますね。

言いづらいことでもしっかり報告・相談することの大切さ

仕事をする中で難しさを感じるのはどんなところですか。また、困難を乗り越えるためにこんな工夫をしている、といったことがあったら教えてください。

H.R

開発は失敗の連続で、どうすればうまくいくかがなかなか見えないことが、苦しいですね。でも経験を重ねる中で、解決策は必ず見つかると信じられるようにもなってきました。大事なのは、その方法にたどり着くまであきらめずに根気よくチャレンジすることです。古いって言われるかもですが、気合や根性も大事だなって思いますね(笑)。

K.R

僕はかつて、お客様の言うことになんでも「はい、わかりました」って言っていた結果、できなくて迷惑をかけてしまったことがありました。お客様に「できません」とか「わかりません」と言うのをつい避けたくなってしまうんですよね。でも、先輩方は、無理なことにはちゃんと「それは難しいです」と言っています。自分もいまは、言いづらいことでも言うべきことはしっかり伝えるようと心掛けています。結果として、その方が相手にも信頼されるし、いい関係もできるんですよね。それは社内でも同じで、困ったことがあったら、遠慮せずに先輩に相談することが大切です。相談せずに抱え込んでうまくいかなくなった経験が何度かあるので、4年目になっていまさらですが(笑)、なんでも逃げずに伝えることの大切さを改めて感じています。

H.M

それは本当にそうですね。一方、同じ営業として僕が一番難しいと思っているのは技術営業です。つまり、営業としてお客様に対して、製品の技術面についてしっかりと伝えることです。お客様は土木のプロ集団だったりするので、その方たちの技術的な質問に答えることは中途半端な知識ではできなくて、時々本当に、難しさを感じます。一番の解決策はやはり、先輩にすぐ相談することだと思います。そしてよく学ばせてもらって、自分でも資料を調べて勉強して、次に同じ質問が来たら絶対に自分で答えられるようにすることを心掛けています。それでもまたすぐ新たにわからない質問をいただくので、その繰り返しなのですが(笑)。それでも、一歩ずつ前進しているのではと思っています。

H.R

質問の内容すら理解できない、ということもありますよね。

H.M

そういう時は、質問をそのまま先輩に伝えて、「どういう質問ですか」ってところから聞くことになりますね。まだ2年目だから許されるかなと甘えてしまう気持ちもあるのですが、お客様に「いや、もう2年目やろ」って言われることもあって、若いという言い訳もいつまでも使えない(笑)。

困難があるから、やりがいもある

Y.M

私もH.Mさんと同様で、知識を身につけるのに苦労しています。でも、知識がないと仕事を任せてもらえないし、その大切さは痛感しています。半年経ってようやくいま、商談の内容も半分くらいはわかるようになりましたが、まだまだ全然で、もっと頑張っていかないとって、思っています。

Y.K

私も開発として、H.R君と同様に、実験や試験をすることが多くあります。その際、事前に予測を立てて臨むのですが、その通りにならないことばかりなんですね。なぜだろうって考えて自分なりに改善してまた試験する、でもやっぱりうまくいかない、ということも多いです。あまりにそれが何度も繰り返されると、何も進まずに時間だけが経っているような気持ちになって、苦しくなります。そういう時にはやはり、皆さんと同じように、先輩方に相談して意見を聞くことになるのですが、自分自身もっと成長しなければって思います。

K.R

でも、試験してピタッとはまると、きっとめっちゃ気持ちいいんでしょうね。

Y.K

いや、ピタッとはまったことなんてないんですよ(笑)。

K.R

そうなんですか(笑)。では、期限内にいい結果が出せた時というのはどういう気持ちですか。

Y.K

うーん、「やった!」という気持ちより、ホッとするという感じでしょうか。間に合った、よかった……、って。同じ試験を繰り返していると、焦りもどんどんたまってくるうえ、よくない意味での慣れが生じて、見落としも増えたりします。そのあたりが、開発って難しいなって感じるところの一つですね。でも、難しさがあるからやりがいもあるんですけどね。

K.R

正直、仕事はいつでも楽しいわけではないから、自分でやりがいを探していくというのも大事ですよね。後付けであっても、頑張るために自分なりにやりがいを見つけてモチベーションをあげていく。そうすると、大変なことも乗り越えていける場合があるように思います。

頼られる存在になること、社会や環境を意識できるようになること

皆さんはこれからますます活躍されていくと思います。それぞれ今後の目標を教えてください。

H.R

いま自分がよく扱っている材料の一つがアラミドという繊維なのですが、先ほどの織物の開発と併せて、たとえば、「アラミド繊維と織物のことはあいつに聞け」と、いつか言われるくらいになりたいです。営業の人にも推進部の人にもそう思ってもらえるくらいになることが、いまの一つの目標です。その一方大事なことは、アラミド繊維と織物以外についても広く知識を持っていることだとも思います。広い分野に通じていて、かつ一つ、これは誰にも負けないという分野を持つ。そういう開発者に、なっていきたいですね。

H.M

H.Rさんと重なりますが、僕は滋賀県担当の営業なので、“滋賀の有名人”(笑)になりたいです。インフラ関係の設計において、どんな製品をどう使えばいいかわからないとなったら、「前田工繊のあいつに聞け」って言われたい。十分な知識を身につけて、人脈もしっかり作る。それを20代後半までには果たしたいです。あと、今後自分の後輩も入ってくる中で、困ったときには気軽に声をかけたいと思ってもらえるような、いい意味で”なめられてる先輩”になれたらなあと思っています。いまも質問はしてもらえますが、十分な答えが返せないことが多いので、あわせて知識も身につけなければですが(笑)。

K.R

お二人の真似をするようですが(笑)、僕も、社内外で必要とされる存在でありたいです。20代のうちに、どの製品のこともある程度理解している状態になることが目標です。あとは、後輩から「飯いきましょう!」って気軽に誘ってもらえる先輩になりたいですね。そういう先輩が、僕にとっての理想像なんです。

Y.M

私は、購買として、時代の流れに沿った商材をちゃんと選択できる人になりたいです。たとえばこれから考えなければならないことの一つに「2024年問題」があります。2024年春からトラック運転手などの残業時間の上限規制が始まることで、物流業界に大きな影響を及ぼす問題です。商材を買う時もそういう問題のことを考えて、どこの工場から運ばれて、輸送にどれくらいの時間がかかるのかといったことも考慮できるようになりたいです。また、海外情勢により輸入品の航路、空路が確保できず遅延するということもまだ当面あると思いますし、それなら他地域で商材を探そうとか、その場合、輸送にかかる二酸化炭素の排出量はどれだけになるのか、といったことなど、海外情勢や環境問題についてもしっかりと意識して、社会にとってもよりよい形で仕事を進められる人になれたらって思っています。

K.R

とても大事な点ですね。無駄遣いや二酸化炭素の排出を減らそうということは、名古屋支店でも意識するようになっています。たとえば、お客さんから「書類をください」と言われたとき、データでもよさそうなものであれば、いまはみな一言、「データでもよろしいでしょうか」と尋ねるようにしています。小さなことですが、こういうことを日々やっていく中で、自分の中に環境に対する意識が芽生え、他の行動にもつながっていくように感じています。

Y.M

そうですね。私の場合も、購買部の先輩方の影響もあって、社会や環境のことへの意識が強くなってきたので、会社全体でそういう取り組みしていくことは大事ですよね。

H.R

うちの製品は、たとえば、ボトルユニット(石やコンクリート塊などを詰めて、災害復旧や護岸に置いて使うネット状の袋材)であれば、ネットにはもともとずっとリサイクル糸を使っているし、環境への意識は強いと感じています。いま、僕たちの部署でも、そういう観点から新しく仕込んでいる製品があります。これからはさらに積極的に、そういった意識を広げていきたいですよね。

Y.K

自分も、社会や環境のことはよく意識しています。私は今後の目標の一つが、新製品を開発することですが、その時、時代の状況に沿ったものを作りたい、ということをいつも思っています。先ほどの2024年問題とも関連しますが、土木業界でも、人手不足の深刻さをよく感じています。そうした流れの中、建設業界では、BIM/CIMといって、計画や設計の段階から3Dモデルを使う方法によって省力化する、ということが広く行われるようになっていますし、施工に関しても、ICTの活用による自動化や遠隔操作化の事例が増えています。私たちも、そういうシステムに対応した製品を開発しなければと考えていて、今後、自分でもそのアイデアを出していくところから始めていきたいです。

よく会社を知り、よく自分を知ること

最後に、就職活動中の学生の皆さんへ向けたメッセージをそれぞれお願いします。

H.M

いろんな業界や会社を見ておくことが大事だと思います。やはり比べてみないと、どこが自分に合ってそうかというのは判断ができないので。入ってみて全然違った、というのはやはり辛いですしね。

H.R

そうですよね。僕はさっきも言ったように、面接のときの印象で急に前田工繊に入ろうって決めたから、会社のことをそこまでちゃんと知らずに入社しました。入っても、面接の時の印象は特に変わらなかったのでよかったですが、確かに、全然違った、ということもあるかもしれないですよね。

K.R

いろんな会社をよく見ることに加えて、自分を見つめることも大事ですよね。自分がしたいことってなんだろうか、ということをよく考えること。やはり好きなことを仕事にできるって幸せなことだと思うので。

Y.M

私は就活中に自己分析が十分にできてなかったという反省があります。いま振り返ると、自分にとって何が一番大事なのかをしっかり考えておくことはとても重要だなって感じます。好きなことを仕事にするのが最優先なのか、休みがしっかり取れることが特に重要なのか、趣味に十分時間を使える働き方がしたいのか、給料を優先するのか。働きながら、自分が大事にしたいことをちゃんと守っていけるのであれば、それがきっと働く上でのモチベーションに繋がっていくと思います。

Y.K

いま皆さんが挙げたのとは別のことを言うと、働いてみると、福利厚生って大事だなあって感じます。前田工繊は住宅手当がとても充実していて、自分もそれを利用させてもらっているんですけど、やはりこれがあるかないかでは、全然違いますよね。仕事がしんどいときも、まあ、これだけ出してもらっているからがんばろう、って思えたりもするし(笑)。そういうところもしっかり聞いておくといいんじゃないかなって思います。

就活生にとって参考になる話がたくさん出てきたと思います。
皆さんありがとうございました!