インフラに携わる喜びと
自身の成長を感じた日々

M.Yさん

入社年2019年
勤務地東京本社
所属東京営業部 営業一課
※掲載内容は取材当時(2023年12月)のものです。

私の仕事

東京と長野を
往復する日々の中で
私の所属は東京営業部ですが、一週間の半分ほどは担当する長野県にいます。だいたい毎週火曜日に長野に行き、2,3泊しながら車で県全体を回ります。すでに取引があるお客様を回るいわゆる「ルート営業」に加え、新規のお客様も訪ねます。いまは、2027年開通を目指すリニア中央新幹線の工事の関係もあって、補強土壁の製品を求められることが多いですが、長野県は、2019年の台風19号によって千曲川が決壊したことを受けて、河川の保全にも力を入れているため、河川系の商材を販売することも多いです。そのように、時期によって自治体が力を入れる分野も変わってくるので、いまは何が求められているかということを考えながら、日々お客様のところを回っています。

入社5年目になり、ようやく少しだけですが、自分に成長を感じられる時があります。以前はどこでどのような製品が求められているかがなかなかわからず右往左往することも多かったのですが、最近では、声をかけてもらえることも増え、いただける情報も増えたように感じます。その結果、前よりも、必要とされるものを的確にご提案できるようになったように思っています。

やりがいを感じるとき

3年目に実感した、
信頼関係を築くことの大切さ
学生時代は、バレーボールの練習に明け暮れる日々で、あまり勉強はしていませんでした。就活を始めてから、バレーボール部の先輩に「いい会社だよ」と薦められて前田工繊を知ったのですが、実際に面接を受けると、本当に試験なのかなと思うくらいアットホームで温かい雰囲気で、確かにいい会社そうだなあと感じ、入社することに決めました。

もともと土木やインフラの分野の知識は一切なかったため、入社してしばらくはひたすら勉強の日々でした。最初はお客様が何を言っているかさっぱりわからず、先輩に教わりながら必死についていくという感じでした。しかし3年目に山梨県の営業担当となったときに、とても印象的なことがありました。山の斜面の落石対策に使う「ネイチャーネット」という製品があるのですが、それをある時、大きな金額で採用していただくことができました。そのお客様とは入社した年からプライベートでも親しくさせてもらっていて、2年間は一切取引はなかったのですが、信頼関係を築けたことによって3年目に「買うよ」と言ってもらえたのでした。入社してから一番嬉しかったことであり、営業する上で何が大切かをよく感じさせてくれた経験として、とても心に残っています。

今後の目標・挑戦

インフラを知ると
社会の見え方が変わる
いまもなお、知識が十分ではない分野があり、勉強は欠かせません。お客様はみなその道のプロフェッショナルで技術士の資格を持っているような方も少なくありません。だから自分も、扱う製品の分野についてはそのような方と同じレベルの知識を持つようにならなければ、という気持ちで日々営業に臨んでいます。

決して楽な仕事ではありませんが、インフラを扱う仕事につけてよかったと感じています。社会のインフラがどう整備され、公共事業がどのような流れで進むのかを知ると、社会の見え方は変わります。また、社会に貢献していることが実感できるのも、この仕事の喜びの一つです。みなでサポートし合える雰囲気もあるいい会社なので、興味ある方は是非、一緒に働けたらと思います。
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