人の役に立っていると
実感できる仕事

T.Kさん

入社年2009年
勤務地福井本社
所属福井営業部
※掲載内容は取材当時(2023年12月)のものです。

私の仕事

緊急時にすぐに対応できるよう、
日々すべきこと
私は現在、福井本社で、嶺北エリアの担当として営業をしています。当社では、道路、河川、斜面といったさまざまな環境に関わる製品を開発しているため、営業として取り扱わなければならない製品は数多くあります。

たとえば、台風によってがけ崩れが起きたときには、すぐに補修する工事が必要になりますが、そうした場合には、当社のアデムなどの製品が斜面の補強に有効です。そのような緊急時などにすぐに対応できるように、自分たち営業は、製品のことを良く理解して、必要な時に最適な提案ができること、また、お客様がすぐに連絡をしやすいように、日ごろから良い関係性を築いておく、といったことが大切になります。そのために私は、日々製品について学ぶとともに、お客様のところを頻繁に訪ね、製品を紹介したり、情報交換をしたりといったことを行っています。

営業先としては官公庁が多いですが、他には、設計を担う建設コンサルタントの方や各種業者の方など、本当にさまざまな立場の方と会い、お話しします。商談を成立させるという結果も常に求められるため、決して楽な仕事ではないですが、いい関係を築き、いざというときにお客様に頼られ、信頼してもらっていることが感じられるとやはりとても嬉しくて、苦労が報われた気持ちになります。また、私は福井と四国の二つの場所で働きましたが、インフラ整備に関わるこの仕事は地元の人との距離が近く、人々の役に立っていると実感できるのも喜びの一つです。

取り組んでいる課題と役割

いろんな考えを持った人が
互いに尊重し合える環境がある
学生時代、私は正直、よく勉強していたわけでも、こんな仕事がしたいという明確な思いがあったわけでもありません。就職活動も最初は漠然とやっている感じでした。ただ、そうした中、前田工繊の面接で社長(現・会長)が、事業内容についてはほとんど触れずに(笑)、いきなり「人間とは……」「大事なのは人と人のつながりなんだ」といったことを話したことがとても印象的で、ここで働いてみたい、という明確な気持ちを持つきっかけになりました。

実際、前田工繊にはいろんな考えを持った人がいます。その一人ひとりを、互いに違いを尊重しながら「まぜる」のがこの会社です。そして混ざり合うことで、新たな製品が生まれ、新たな事業が始まったりしているのがこの会社の面白いところだと感じます。

そのような中で10年以上過ごしてきたことで、私自身とても成長させてもらいました。たとえばクレームがあった時に現場に行くのはやはり気が重いですが、でも何度も訪れ誠実に対応すると、最後は信頼を得られたと感じることが多くあります。いまでは、クレームがあった時の現場というのは、だから逆に印象的です。そう思えるのも、自分自身のキャパが広がったゆえなのかもしれないと感じます。

今後の目標・挑戦

頼ってもらえる
営業マンになりたい
これからさらに自分自身のキャパを広げ、「困ったときはあいつに聞こう」と頼ってもらえるような営業マンになりたいと思っています。学生の皆さんは、ぜひ自分の直感を大切にして、ここで働きたいと思った会社を選ぶとよいと思います。きっといい出会いが待っているはずです。
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